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十年日記

幼児子育て中「ぷにか」の生活記録。仕事、保育園、家族のことなど。

産後3か月で仕事復帰。短時間から慣らしていきました。

2018年6月18日 by punica45

産休明けで仕事復帰しようか?

出産後、いつから仕事をはじめるかは悩みどころです。

2016年の調査では、末子が0歳~17歳の母親が仕事を持つ率(有職率)は67,2%で、有職率が半数を超えるのは、子供が1歳時点とのことです。こちらのサイトで分かりやすくまとまっていました。(http://www.garbagenews.net/archives/1953967.html)

1歳の子供を持つお母さんの半数がなんらか仕事をしているというのは、意外な気もします。

子供が小さい時には親がそばにいないと…ということはよく言われますが、地域やご近所とのつながりが希薄な現代では、子供と密室で二人きりの育児よりも、誰かと一緒に子育てしたり相談したりできるほうが子供にとってメリットになるという考え方もあります。

私は、いろいろ検討した結果、産後3か月で仕事に復帰しました。

子供が早生まれで、保育園に入れるチャンスが0歳4月入園しか無かったという現実的な理由もあります。
職場の同僚からは、夏ごろに認証保育園や無認可の保育園・保育室に入園して加点ポイントをもらう方法もあると聞いていましたが、途中での転園が前提となってしまうため、途中で何度も子供の環境を変えないほうを選択しました。

途中での入園や転園は、子供によっては辛い…

あくまで個別のケース次第ですが、子供によっては、途中で環境を変えることが負担になる子もいるようです。例えば、4月になると各学年に若干名の新入生が保育園に入園しますが、入口で泣き叫び、5月や6月になっても「保育園行きたくないの…」「前の先生に会いたい…」とママの膝から離れない子を見かけたりします。そのうち、どの子も楽しく保育園に通い始めることがほとんどですが、慣らし保育の苦労が1回ですむのであれば、そのほうがスムーズかもしれません。

うちの夫は、子供の頃に引っ越しをして学校が変わった際、周りになじめなかったのが辛かったそうです。祖父母は「小さい子だから分からないだろう」とのんびり構えていたそうなのですが、小さい子供であるほど、環境の変化には敏感なのかもしれません。

とはいえ、初めに保育園に通う時には、赤ちゃんが小さければ小さいほど不安が大きいので、そこは保護者の考え方次第になると思います。

短時間から仕事の勘を戻していくのもおすすめ

「フルタイム勤務でないと認可保育園には預けられない」とよく言われますが、出産前にフルタイム勤務の実績があれば、時短勤務でも問題ない場合が多いようです。私の場合、区役所に問い合わせた結果、いずれフルタイム勤務に戻す予定であれば、1日5時間程度の勤務から保育園に預けられることが分かりました。

5~6時間といえば、朝ごはんを食べて朝9時に保育園に行ったとして、2時間遊んでお昼を食べてお昼寝をしたら、もうお迎えの時間です。そのような短時間からだんだん慣らしていくのは、親子どちらにとっても負担が少ない気がします。

育児の協力者を得られるのは有難い

実家の助けが無い人の場合、仕事をしている平日の数時間、保育園などで育児を協力してもらえるというのは、精神的に助かります。赤ちゃんのおっぱい、お風呂、オムツ交換、離乳食、寝かしつけなど、何もかも初めてだった私にとって、保育士や看護師の先生方に毎日育児相談ができたのは、大変ありがたかったです。

地域の支援センターや一時保育もあるけれど、どこも混雑しているという話も聞きます。

子育ては長期戦です。外にいる時間を作ったほうが、むしろ子育てにメリハリをつけて集中できるようにも思います。メールやスマホは通勤時間に済ませるようにして、子供の前ではなるべく別のことをしないなどの工夫もできます。

早期の職場復帰の悩みあれこれ

※以降、若干出産時の生々しい記載がありますので、大丈夫な方のみお読みください。

①仕事に復帰してもおっぱいを続けられる?

仕事に復帰するのであれば断乳してミルクにしなければいけないの?と悩むお母さんも多いのではないでしょうか。

私の場合、職場の先輩から「おっぱいは便利だから、平日朝晩と土日だけ出すように調節できる」という話を聞いていて、「まさかそんなことができるの?」と半信半疑でしたが、ゆっくり体を慣らしていった結果、本当に帰宅時だけおっぱいをあげられるようになりました。

このあたりは別のページで後日まとめようと思いますが、考え方は人それぞれで、私の周りの友人・同僚の場合、断乳した人、毎日お昼休みなどに搾乳して冷凍保存した人、昼間だけミルクにした人など様々でした。

②薄毛・脱毛

あまり語られませんが、出産後は、かなり盛大に脱毛します。普段、髪の毛は順繰りに抜けてターンオーバーを繰り返していますが、妊娠中には一時的に脱毛が止まり、出産後にまとめて毛が抜けるのが原因だそうです。

時期としては、産後4か月から7か月くらいが薄毛のピークです。この期間は髪を洗うたび排水溝のフタが真っ黒になるほど髪が抜け、相当心が萎えます。外出するのもけっこう辛いです。
ですが、私の場合は、家でウツウツとするよりは、外に出たほうが気分転換になりました。

対応策としては、産後3か月までに美容院に行って、薄毛対策の髪形にしてもらうこと。分け目を変えたり、薄めの前髪で段をつけてもらったりするなど、ペロンと生え際が見えないように工夫すると良いかもしれません。

③おしりの問題(いぼ痔)

こちらも体験するまで分かりませんでしたが、妊娠中~産後には、痔に悩む人も多いようです。

理由は、妊娠で血液量が増えて血流が滞ること、便秘、出産でいきむことなどで、なかなか避けようがありません。
産後も、多くの人が会陰切開(赤ちゃんの出てくるところとおしりの間を切る。私の場合は時計で言うと4時と8時の角度で2か所…)をして、数ヶ月はトイレの時間が恐怖です。

私の場合、おしりの調子は産後1年でようやく落ち着きました。仕事との兼ね合いでは、赤ちゃんに付きっ切りの状態よりむしろ働いているほうが、トイレにゆっくり行けたように思います… あと、朝イチに通勤で歩くのがよかったのか、便秘も改善しました。

④親・親戚対策

思い返してみると、仕事復帰の際に、実親や義両親などにあれこれ言われたことが一番辛かったかもしれません。

私の場合、母親が専業主婦で夫の側の義母は自営業でしたが、親の世代では、嫁が外に働きに出るなんて格好悪いという印象があるようでした。働いているからと言って自慢することでもないですが、悪いことのように言われるのは複雑でした。

別に一緒に住んでいるわけではないので好きにしてくれてよいですが、嫁が働いていることは、近所や親戚に隠されていました。そのような相手に会う時には、子供には保育園用とは別の、名前の書いていない洋服を着せるようにしました。

親(祖父母)に子育てを助けてもらうことを期待してはいませんが、手助けせず文句だけ言われたことを、たぶん私は一生忘れません。(オムツ替えてもらったこともない)
対策としては、助けてくれるわけでもない人にあれこれ言われても動じず、周りの家庭の状況と比較せず、別で必要なサポートを受ける方法を探すことです。

⑤子供の病気・通院など

仕事に復帰してしばらくは、子供はよく体調を崩します。特に冬場は辛いです。ひどい時は月に10回近く通院していたかと思います。

あと、0歳のうちは予防接種や検診がわりと頻繁にあり、スケジュール調整にも気を遣います。

ですが、だんだん、対応方法が分かってきます。一人が仕事を1週間休んでしまうと職場で目立ちますが、夫婦で分担して2~3日ずつ休むようにしたり、病児保育やベビーシッターサービスを利用したりするなど、工夫の余地はあります。

・通院・検診を夫婦で分担する
・検診と同じ日に予防接種を予約するなど、計画的に動く
・丸一日休むのではなく、半日だけでも出勤するなど、仕事になるべく穴をあけないようにする。
・日付の選択肢がある検診・予防接種はなるべく早く済ませる。
※予定の日に体調不良になって延期になることがあるほか、はしかの予防接種をしていないと病児保育の申し込みができないなどの条件があったりします。

子供が保育園に行くと家で育てるよりも体調が悪化するか…?という点に関しては、やはり、インフルエンザや胃腸炎など、流行の病気にはいち早くかかる気がしています。ですが、規則正しい生活ができること、栄養バランスの良い給食が食べられること、お友達とたくさん運動ができること、複数人で健康チェックができることなどはメリットだと思います。

私の場合、子供に乳児湿疹や食物アレルギーがあったのですが、独りで育児をしていたらパニックになってしまいそうなところ、アレルギー対応について保育園と相談できたのも、大変有難かったです。代替食などの知識も得ることができました。(このあたりも別のページで詳しく書こうと思います)

⑥そして自分の体調の話

出産後、早期に仕事に復帰した話をすると、よほど身体が丈夫な人なのかと言われることがありますが、まったくそんなことはありません。

元々体力はないし、つわりで相当弱っていたし、妊娠中には体調不良で入院したし、出産も難航したしで、むしろ身体は弱っていたほうだと思います。強くないからこそ、独りで頑張るのではなく早めに社会に出るようにしたという言い方が正しいかもしれません。仕事内容が事務職で、体力を使うものでなかったということもあります。

職場に復帰してからも、朝4時まで子供の夜泣き対応をしてから朝出勤したようなこともあり、体力的に辛い時もありましたが、子育て以外の場所を持てたことでリフレッシュでき、精神的にはむしろ助かりました。

そういうわけで、私の場合、早期の仕事復帰も悪くなかったと思います。

カテゴリー: 出産・子育て タグ: 仕事, 保育園, 健康, 出産, 産休明け, 育休明け, 親対応
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ただフツーに平和に生きていきたい。そんな思いで日々暮らしています。

斧ぷにか (Punica Ono):某田舎育ち。30歳を目前にして、このままじゃ人生終わる…と思い立って上京。ゼロから就職、結婚、出産して子育て中。子供の頃に習えなかったことは、大人になってからでも学ぶことができる…と人生やり直し中。親や家族の話を書いた「壊れた器は捨てなさい」はこちら。

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