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十年日記

幼児子育て中「ぷにか」の生活記録。仕事、保育園、家族のことなど。

後から思い返せば、あれが始めの一歩だった。

2021年4月13日 by punica45

長く続けられる仕事に出会うために大切なことは、地味な勉強とリサーチ。

仕事探しは運に任せるしかない部分はありつつも、まったくの偶然ではありません。今持っているネタを武器にして次のポジションが手に入る「わらしべ長者」的なことがよくあります。

私の場合、仕事を良い方向に変えたきっかけは、情報系のスクールに通ったことでした。

Webデザイン基礎をスクールで

今ではネット環境が整い、オンラインスクールも充実していますが、当時(10年以上前)は教科書が自宅に届いて課題をこなし、郵送で課題を提出して、たまに対面授業(スクーリング)といったスタイルでした。

スクールといってもいろいろあります

高校などを卒業してから、学びなおしができる場所はいろいろあります。

大学の通信教育部・夜間部(二部)

修業年限2年~10年程度。卒業資格が得られて形に残るし、日本育英会の奨学金も借りられます(専修学校【専門課程】も同様)。学費は学校によりますが、昼間通うよりはだいぶ安いです。
ただし、現実には卒業までだいぶ時間がかかってしまうので、途中でやめてしまう人がとっても多い。
最近は学び方が多様化しているため、大学夜間部は廃止される傾向にあります。

専門学校

がっつり3~4年学ぶコースから、数日といった短期のものまで。大学ではベースとなる理論を学ぶのに対し、技術寄りのところを学べるのが特徴です。大学から途中で専門学校に転校する人もいました。
内容が多様なので、通ってからこんなはずじゃなかった…とならないよう、リサーチが必要かもしれません。

ビジネススクール

即効性というと、これ。授業1時間あたりの費用は高めですが、確実に必要なスキルを学べます。これから適性を探したいというより、具体的に必要な技術があったり、学びたいポイントがつかめている人向けです。時間に限りのある人にはベスト。

何より仲間ができたのが有難かった

学校やスクールというと、高校までの集団教育に嫌な思い出のある人も多いと思いますが、社会人になってからのスクールでは雰囲気が全く違います。場所にもよると思いますが、モチベーションが学ぶところにあるし、メンバーが多様。

今が超充実していて方向性の検討など必要なし!のような人はあまりいなくて、昔できなかった勉強をやりたい、学校生活に一度挫折しました、専門職につきたい、といった人たちが多かったように思います。

私自身は、一度就職して、働きながらキャリアチェンジを目指すOLさんといった感じでしたが、元ひきこもりの若者から、フリーター、会社員、主婦、定年退職後のおじいちゃん・おばあちゃんまでいろいろな人に出会いました。

地元やOLの仕事になじめない自分はダメな人間なのか…と自信を無くしていた頃、メンバーの多様性や新しい価値観にずいぶん救われたのを覚えています。いわゆる「お堅い仕事」以外の人たちがまともに暮らしている姿も初めて見ました。だいぶ失礼な言い方ですが、当時は自分自身、親が知らないような仕事はまともじゃない、みたいな価値観に染まっていました。

当時出会った仲間とは、卒業から10年以上経った今でも交流があります。

就職のハードルは高くないけれど。

Web業界での就職においては、技術力やセンスの証明になるポートフォリオ(作品見本)が必要です。

システム寄りの仕事だと環境や言語などのスペック的なところで技術力を説明可能かもしれませんが、Webデザインや制作寄りの仕事につくは、過去作品が求められます。1回目の就職にあたっては、スクールの作品を持っていくわけです。

今ではポートフォリオサイトなども充実していますが、当時は、課題提出や作品ポートフォリオも紙のファイルでした。就職面接用にたくさん作りました(どの会社も言えば返却してもらえますが)。

就職用の作品見本を作るポイントとしては、現時点の技術は高くなくてよいので、きちんと最後まで1個作品を作り上げられますという証明になっていればよいです。作った後、スクールの先生や知り合いにチェックしてもらうとよいです(そういう相談相手ができるのもスクールの良いところ)。

私が職探しした時には山田さんに拾われましたが、「もっとスペックの高い人もいたけれど、ぷにかさんは一生懸命な感じがして仕事が続きそうだったから…」というあいまいな判断だったようです。

その後、逆の立場で採用面接を担当することもありましたが、半分の人がポートフォリオを持ってこないことがあり、この人達は具体的には何を作れるのだろう…と大変不安になりました。逆に、ポートフォリオがしっかりしていれば、口下手でも、自分が何者であるのかしっかり伝わります。

Webの仕事の良いところ

これからキャリアチェンジしたいという人にも、Webはおすすめの仕事です。
昔でいうところの、字がきれいに書けます、そろばんができます、といった汎用的なスキルとして、どの職種にも応用できると思います。

実際のところWebの中にも職種はいろいろ分かれていて、サイトやシステムをたった一人で完成させるということはあまりないので、向いたところを担当すればよいです。対人の仕事のようにリアルタイムでの対応を求められるというより、締め切りまでに納品できれば、途中の過程はある程度自由な場合が多いです。子育て中で勤務時間が限られていても、将来年をとっても、さまざまな働き方ができます。

私自身は、営業企画のような仕事でカタログや発注関連などいろいろやっているのですが、事務系の仕事も今時オンラインになっているので、Webとは切り離せないです。世の中に存在するあらゆる「画面」にWebデザインが存在します。スクールに通っていた頃心に描いていた、いわゆる「Webデザイナー」のイメージとはだいぶ違いますが、普通にWebの知識があれば、若干ほかに不利な条件があったとしても、何らか仕事にありつけて、続けられる可能性は高いと思います。

親にとってもよくわからない仕事だったので、あれこれ言われることがなかったのも助かりました。(何か言われても「まあ新しい業界だからね」で終了)

学び始めることは尊い

大人になってからの学びやキャリアチェンジは、自分との闘いです。外野が何を言っても、気にしないのが一番です。逆に、だれかに褒められたくて始めるものでもありません。

この春スクールをはじめた皆さん、段ボールで教科書や課題が届いた皆さん、頑張ってください。これから検討中の皆さんも、4月に限らず、年間を通してスタートのチャンスはあると思います。心より応援しております。

カテゴリー: 仕事・就職 タグ: ターニングポイント, 仕事, 学ぶ, 職探し
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ただフツーに平和に生きていきたい。そんな思いで日々暮らしています。

斧ぷにか (Punica Ono):某田舎育ち。30歳を目前にして、このままじゃ人生終わる…と思い立って上京。ゼロから就職、結婚、出産して子育て中。子供の頃に習えなかったことは、大人になってからでも学ぶことができる…と人生やり直し中。親や家族の話を書いた「壊れた器は捨てなさい」はこちら。

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