妊婦検診に通った病院は自宅から車で15分、電車だと余裕を見て小一時間といった距離でしたが、体調を崩して以来、病院に行くのも大変でした。
トイレ以外安静の状態なのでとてもじゃないけれど駅まで歩けないし、K太くんも会社があるので送迎はムリ。他に頼れる人もいない。残る手段はタクシーということで、妊娠中、タクシーにはとてもお世話になりました。
お勧めしたいのが、タクシーアプリ。私は「全国タクシー」というスマホ用アプリを使っていました。前日くらいに地図で行先を入力して予約しておくと、予約時間どおりに自宅前まで迎えに来てくれ、道順を説明しなくても病院までスムーズに送ってもらえました。このアプリの場合は、迎車料金が数百円かかるほかは、通常の運賃以外の特別な料金はかかりません。(2017年8月現在)
注意点は、行きを予約したからといって帰りは待っていてもらえないので、帰りは別のタクシーをつかまえるか、再度予約する必要があります。また、予約が直前になりすぎると、車が出払っていて予約できないということもあります。
タクシーは電車より割高ですが、期間も限られていることだし、安心や安全にはかえられません。
特に、実家や周りの助けが手薄な場合は、別の手立てを考えておきましょう。
陣痛タクシー
陣痛タクシーは、妊婦さんが出産のため病院などへ入院する際に送迎してもらうためのタクシーです。
出産の時には、陣痛といいますがお腹や腰がドーンと痛くなります。(人にもよりますが、場合によっては24時間以上…)
普段車を運転している人でも、産気づいた時にはとても自分では運転することはできないし、いつも家族がそばでスタンバイしているとも限りません。
そんな場合、陣痛タクシーを申し込んでおくと心強いと思います。私が申し込んだ会社の場合、専用回線へ送迎を申し込むと、病院までスムーズに送り届けてくれます。事前に病院を登録しておくので、もし体調が悪くてきちんと話せなくても大丈夫だそうです。
結局、私は陣痛タクシーは申し込みしたものの、K太くんがいるタイミングだったので実際には使いませんでしたが、いざという時に頼れる存在があるという安心感は本当に有難かったです。
(ちなみに、使わなかった際は出産予定日を1か月ほど過ぎると、自動的に申し込み解除になるようです)
私の時にはまだありませんでしたが、陣痛タクシーの申し込みで、オムツや哺乳瓶など出産準備品のプレゼントがもらえる会社もあるようです。
あと、病院のマタニティクラスで、陣痛タクシーを複数登録しておくべきなの…?と質問していた人がいましたが、私の通っていた病院の助産師さんが言うには、まあ1社で大丈夫でしょうということでした。