Q. ずっとブサイクだと言われてきました。今後の人生ろくなことがない気がしています。

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A. キレイな人が得をする「美人枠」は確かに存在するけれど、別で自分の軸を持てばいい。

アザや身体的特徴のせいで自分に自信が持てない」でも書きましたが、親との関係に悩む人の中には、自分の容姿をけなされた過去を持つ人もいるかと思います。

私も、親にはブサイクだと言われ、親の機嫌が悪い時には「このデブ!」と呼ばれていました。そのほか、毛深いとか、ワキガだとか、どうせ似合う服がないとか、好き勝手に言われていました。

親の正直な気持ちとしては「ブサイクだと思ったからそのまま言っただけ」なのでしょうが、今になって思い返してみれば、当時の親は今の私よりも若かったとはいえ、なんと罪なことをしたものかと思います。

私が思うには、人の第一印象というのは清潔感のあるなしと健康的かどうかで決まるもので、いわゆる顔の造作は追加要件でしかありません。親の立場であれば「誰が何と言おうとあなたは可愛い」と言うのが本来で、子供の品評をしてけなしても何の役にも立たず、もはや意図からして意味不明です。

子供をいじめている暇があれば、風呂に入れ、清潔な髪形と衣服に気を配ってやるべきだと思います。

意味不明に親に品評された心の傷は深い

家族やクラスの中で誰かに外見をけなされたとしても、一歩外の世界へ出てみれば少数の意見でしかありません。
でも、その閉じた小さな世界の中で生きる当人にとっては、自分がそこで認められないということは重大事件です。子供の頃にそんな目にあってしまえば、「今後、就職でも結婚でもブサイクな自分にはロクな将来が待っていない…」のように思い込んでしまうかもしれません。実際、高校生の頃の私も同じようなことを考えていました。

最近「超整形美人」という本を読みましたが、当時の自分の気持ちを思い出しました。
著者のヴァニラさんは小学生の頃いじめに遭っていたのですが、親はかばってくれるどころか、「お前はブスなんだからしょうがない。整形でもするしかないだろ」と言ったそうです。

結果、ヴァニラさんは美容整形(カスタム)の道に入っていき、全身を3,000万円かけて改造していくのですが、本人の希望であっても、頭蓋骨にボルトを入れたり、1リットルのシリコンバッグで豊胸…と聞くと、あまりに痛そうです。実際のところ、整形手術の影響と思われる偏頭痛や息苦しさなどの体調不良と戦っているとテレビで告白されていました。

きっとヴァニラさんの将来は、親から一度でも「お前は可愛いから自信を持て!」と言われていれば、変わっていただろうと思います。私は、心に傷を持つ人が強くなる方法のひとつとして、美容整形も否定しません。でも、その前に、そもそもの原因である親が「人として問題がある」というところに気づけないものかと思います。

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強くなる方法は一つではない

実際のところ、生きていくうえで美人が得をするという場面には何度も遭遇します。
私はもう大人になって20年近くになりますが、美人な人はそれなりにスムーズな人生を歩んでいるような気もします。就職試験でも、お見合い候補でも、同レベルの人が2人いれば美人が勝つでしょう。

とはいえ、実際のところ、モデルを目指しているわけでもない限り、顔や身体の造作が求められる場面はそう多くありません。冒頭で書いたように、清潔で健康そうに見えれば、まともな相手とのやり取りで困ることはありません。顔の造作よりも、ニッコリ笑って相手の目を見て話せるかどうかが大切です。

外見についての悩みは、表面的な現象の一つにすぎず、本当の問題は別のところにあります。
自分に自信がないと、人生の重要な場面で、「どうせ自分にはこのくらいがお似合いだろう」「自分なんかと付き合ってくれる人はほかにいない…」と、消極的な選択をしがちです。

たとえば、ブラック職場につかまってしまう、変な相手と付き合ってしまう、実家に戻って後悔する…といった状況においても、本当にその選択しかなかったのかというとそうではなく、そしてこれからもその中から脱出できないのかというと、そうでもありません。
(私は上記いろいろやらかしてしまい、その後脱出することができました)

現在の状況を客観的にみて、自分の強みを活かせる方向で住むところや仕事、結婚相手を自分で選べるかどうかが、今後の人生の分かれ道だと思います。