ダメな相手を選ばない

ダメな家庭で育った人が、やはりダメな家庭を作ってしまうことがあります。たとえば、「家庭内暴力に苦しんできた女性が、結婚相手に暴力夫を選んでしまう」ような話が、よく言われます。なぜ、こうなってしまうのでしょうか。

不幸な方向へ吸い寄せられるのは、無意識に自分の周りにいた人々の行動パターンを真似てしまっているからです。「自分にはこのパターンがお似合いだ」と、心の中に刷り込まれているのです。

ダメな相手を選ばない

親が毒親でも、自分が毒親にならないために。
個人的には、私は、なるべく普通の家庭(毒親でない環境)で育った人で、こちらの状況にも理解ある人結婚相手に選ぶことをおすすめします。「同じ傷を持っているからこそ支え合える!!」という思いもわからなくはないのですが、成長の過程で傷ついて弱い部分を持った私たちは、ただでさえ人間関係をつくる上でハンデを抱えています。なので、そこをカバーしてくれる普通の感覚を持った人と一緒にいることで、精神的に安定できるのではないかと思います。

夫婦関係は価値観のすり合わせです。根気が要ります。キレずに誠実に話し合える相手を選びましょう。

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