子供の頃、ほぼ毎日体調不良の状態で苦しい思いをしていました。
月に1回以上は熱を出し腹痛もしょっちゅうで、手足はかぶれて赤く腫れ、息苦しく、もはや健康な状態とはどんなものなのかが分からないような状況でした。
大人になってからは元気に過ごしているのですが、どうも自分の体調不良に対して反応が鈍くなってしまいます。
病院に連絡しても大げさだって笑われるんじゃないか…
どうせ医者や看護師さんに面倒がられるんじゃないか…
妊娠中に腹痛や出血があったときも、不安になるばかりで、すぐに病院に行く勇気が出ませんでした。
でも幸いなことに、私の通った産院は「不安な症状があったらまず連絡しなさい」と24時間受付の連絡先を伝えてくれていました。また、いろいろな疑問をまとめた冊子を初診の際に配ってくれていて、家で不安になったときにはその冊子を見返して心を落ち着かせることができました。
※切迫流産とは、流産しそうな状態のことをいいます。きちんと病院にかかり安静にするなどの対応を行えば、無事出産することができます。
緊急事態になる前に病院に連絡しよう
妊娠中、痛みや出血で病院に連絡したときには、まず「一晩様子をみてください」と言われることも多いようです。出血や痛みが一晩で治まってしまう場合もある…という想定でそういう対応になっているのだと思いますが、私の場合は症状が悪化していくばかりでした。
ギリギリまで我慢してから病院に連絡して、それからさらに様子をみてしまっては対応が間に合わない可能性もあるので、迷った時点で病院に連絡して指示を仰ぎましょう。
ちなみに、病院に連絡した時には出血量を聞かれると思います。
「生理二日目の量」が危険ラインだそうですが、生理の量は人によるので、私は聞かれてもピンときませんでした。あとで助産師さんに聞いてみたら、具体的には手のひら1枚分の量を超えているかどうかを確認したかったそうでした。
いざという時に頼りになる産院を選ぼう
妊娠して検診に通うことになったら、人にもよりますが、出産後までトータル20回くらい通院することになります。定期の妊婦検診のほか、不安な症状があったときにイレギュラーで病院に駆け込むこともあり得ます。
病院を選ぶうえで大切なこととして、豪華なお部屋や食事が人気の産院もあったりするのですが、途中でいろいろあった私としては、ある程度の規模があって緊急受付をしてくれることや、落ち着いて疑問点を解消できることが大事なのではないかと思います。