妊娠すると市役所などでもらえる「母子手帳」。妊娠中の経過や赤ちゃんの出産・成長を記録するページがある、100ページくらいの小さなノートです。日記や赤ちゃんの成長記録など、自分で書き込む欄もあります。
私は、元々けっこうマメなほうで、こういう手帳類を見るとワクワクするタイプです。
途中で入院したりして時間ができてしまったこともあり、暇をみつけては積極的に色々メモしていました。
ですが、この母子手帳、他人に見せる機会が意外にたくさんあるのです。
会社の産休手続きや保育園入園では母子手帳のコピーの提出が必要になるし、子供の検診や予防接種などでは、手帳に直接結果を書き込んでもらいます。
しかも、私の手帳では出産予定日の記載欄と日記が同じ見開きにレイアウトされていて、必要書類提出の際には常にポエムな日記とセットで提出になってしまいます。
そういうわけで、私は手帳のコピーを提出するたび、これはレイアウトミスだよ!!と内心言い訳しながら、ポエム部分を消すべく画像加工にいそしみました。
自分の母子手帳を見てみたら…
機会があれば、自分が子供の頃の母子手帳を見てみると面白いです。
数十年前の手帳だと、地域によるのかもしれませんが今とはかなり内容が違って、理論的なことはあまり書いていなくて、「お母さん!なんて素晴らしい言葉…」のような詩が各所にちりばめられているような感じでした。
あと、内容を見ると自分の子供の頃の様子が垣間見られます。
私の場合、手帳にあまり記入がなく真っ白な上に、歯科検診欄を見ると、幼児期すでに虫歯が10本に達していて、物悲しい状況でした…
いちおう親に「私って、昔からけっこうな虫歯だったんだね~」と言ってみたら(特に親を責める意図ではない)、予想通り、親には「私は悪くない!」とキレられました。